2013年08月05日

この国が向かおうとしている先

この国が今向かっている先。それは国民が決めている。
若者はアイドルを応援し目先の快楽が常に眼前にあることを望む。
高齢者は残りの余生を安穏のうちに逃げ切ることに腐心し負債が積み上がることに目をつむる。
中年は日々の暮らしをやりくりしさえすれば道は拓けると足元のみを見つめ、将来を次代のために見据えることをしない。
国の負債は相次ぐ予算の積み上げで膨れ上がる一方、生活保護費の切り下げや社会保障の切り下げが連日報道され、庶民の経済力を底上げするという発想は全くない。
税金を何らかの方法で逃れることができる大資本ばかりを増長させる政策に必死だ。
そして、戦争を可能にするという。
この状態はまるで大正や昭和の初めだ。

そう戦後レジームと呼ばれた、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義からの脱却だ。
こうすればこの良くない状態を変えられる、というものは、もはやない。
なぜなら、国民の意思でこういう流れになっているからだ。

危険なもの、例えば放射能の危険を言っただけで、風評被害を煽るというおそれ。何も言えない。
国民の意思でこうなっている以上、マスメディアの責任として新聞を購読せず、SNSなどのパーソナルメディアなど、世を糺す期待など微塵もない。
この国はまさに今向かっている先は、暗黒面だ。
歴史にはこうなった世界がいくつもあり衰退した例はいくつもある。
私たちが手遅れになっている今やるべきことは、異質のものやマイノリティを迫害してはいけないということだ。
それを守ってさえいれば、暗黒面を抜けた時、名誉や尊厳を保てるはずだ。


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Posted by たまごん at 21:56│Comments(0)天下安寧の誓い
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